投資尺度とは?
投資尺度とは、その株を買うかどうかを判断する際に目安として使われる指標のことです。
ただし、これらの数値を計算するだけで的確な銘柄選択ができるわけではなく、
この数値をその会社の過去のものと比べたり、同業他社のものと比較して
はじめて意味をなす指標といえます。
投資尺度の種類には、下記のようなものがあります。
1) EPS
1株あたりの利益のことで、「当期純利益÷発行済み株式数」で表わされます。
EPSが高い会社は、資金を使って効率よく利益を上げていると判断できます。
また、EPSの上下動が少なく、安定的に推移している会社は、安定性が高い優良企業と
推測ができます。
2) PER
株価収益率のことで、「株価÷EPS」で表わされます。
会社の収益力、株価水準の妥当性を判断でき、
数値が高いほど割高、低いほど割安であると判断できます。
3) PBR
株価純資産倍率のことで、「株価÷1株あたり純資産」で計算できます。
ちなみに、投資の神様「ウォーレン・バフェット」は、この数値をほとんど参考にしません。
なぜかというと、現在主流のIT企業において、資産はあまり意味をなさないと
考えているからです。
4) ROE
株主資本利益率のことで、「当期純利益÷株主資本×100」で表わされます。
この数値が高い企業ほど、経営効率が良いといえ、集めた資金を効率よく使っていると
判断できます。
ちなみに、ウォーレン・バフェット氏は、ROEを株価を上昇させる原動力になるとして
かなり重要視しているそうです。
5) DOE
株主資本配当率のことで、株主にどれほどの利益を配分しているかを示す指標になっています。
DOEは次の2通りの式で計算できます。
DOE=年間配当総額÷株主資本
DOE=配当性向×株主資本利益率
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